揺れが続く地域の地殻変動――群発地震と余震活動で本当に警戒すべき変化とは

日本列島の謎【地理・地形・地質】

日本列島の謎【地理・地形・地質】

633 views

なぜ、ある地域で地震が何度も続くことがあるのでしょうか。揺れの回数が増えると「さらに大きな地震の前兆ではないか」と不安になりますが、群発地震と大地震後の余震活動では、地震の起こり方や時間変化の見方が異なります。

群発地震は、前震・本震・余震の区別が明瞭ではなく、特定の地域で多数の地震が集中して発生する活動を指します。一方、本震―余震型では、一般に地震回数は時間とともに減少する傾向がありますが、一時的に活動が活発になる場合もあります。

この動画では、震源の位置や広がり、マグニチュード、発生回数の時間変化に加え、GNSSなどで捉えられる地殻変動にも注目します。国土地理院ではGEONETなどを用いて、日本列島の地殻変動を継続的に観測しています。

重要なのは、「地震が増えた」「地面が動いた」という一つの変化だけから、次の大地震を断定しないことです。地震活動が通常の変動なのか、余震の減衰過程なのか、それとも別の変化を伴っているのか。地図・地質・プレート運動と観測データから、科学的に何を見るべきなのかを整理します。

地図や地質から日本列島の地下を読み解くのが好きな方は、ぜひ次回の動画もご覧ください。

#群発地震 #地殻変動 #日本の地質