【おしゃれな街のはずが】神戸市 住んでから後悔する街ランキングTOP12

日本のウラ事情

日本のウラ事情

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神戸市内に12の住所がある。そのうちいくつかに、あなたは住もうとしているかもしれない。

六甲山と大阪湾にはさまれた細長い街、神戸。西区の押部谷では神戸電鉄粟生線の存続を協議会が支え、須磨ニュータウンの横尾と名谷では小学校の学級数が設計の前提を大きく下回り、北区の淡河町と八多町では路線バスの休止を受けて住民自身が10年かけて残した1本が動いている。垂水区の多聞台では都市再生機構と神戸市が再生計画を動かしながら、人口はピークの半分近くまで減った。須磨区の高倉台では2025年8月に地区唯一のスーパーが閉店し、移動販売の時刻表が生活の軸になった。

灘区の大石と岩屋では、国道43号と阪神高速神戸線をめぐる公害訴訟の最高裁判決が1995年に出て以来、新築集合住宅には遮音計画書の提出が義務づけられている。兵庫区では2013年と2023年の住宅土地統計調査を並べると空き家の数の重さが見えてくる。長田区の新長田では震災復興第二種市街地再開発事業の総事業費2279億円に対し収入が1772億円、2024年度に神戸市が保留床の売却方法を簿価から時価に切り替えた結果、平均23パーセント安い値段が同じ地区の相場に刻まれた。中央区のポートアイランドではポートライナーの朝の混雑対策として神戸新交通と神姫バスが路線バス無料乗車の社会実験を繰り返し、神戸空港は2030年の国際定期便就航に向けて需要が増える側にある。

そして第1位の住所では、1995年1月17日の兵庫県南部地震のとき、六甲山系から切り出して運んだ真砂土が液状化し、護岸が海側へ5メートル以上動いた。その土は、いまも同じ場所にある。