神戸市に三十年住んでも、同じ家をもう一度建てられない斜面の住所がある。書類は増え続けているのに、玄関まで知らせに来る人は誰もいない。
この動画は、神戸市の12区を「古くなる順」ではなく「住んでいるあいだに要求が増えていく順」に並べた一覧です。西区の井吹台と伊川谷町では神戸市西クリーンセンター(焼却能力600トン、炉3基)への搬入車両が朝の幹線道路と重なり、北区の谷上では北神急行電鉄から神戸市営地下鉄北神線への2020年の移管(取得額198億円)が運賃を550円から280円に変えた、その三十二年前のコストを先払いした人たちのことを扱っています。玉津田中遺跡を抱える西区玉津町では埋蔵文化財保護法第93条に基づく60日前届出が、灘区六甲台の急傾斜地崩壊危険区域では昭和44年施行の法律が、中央区北野町山本通の重要伝統的建造物群保存地区(1980年選定、9.3ヘクタール)では外壁の色彩変更にまで許可が必要な仕組みが、それぞれ生活の時間と選択肢に刺さっています。
東灘区の本山北町と森北町には、国土交通省の踏切道安全通行カルテに載る神戸市内10か所のうち3か所が集中しています。兵庫区の和田岬と御崎町では川崎重工業と三菱重工業の工場に隣接する用途地域の区分が、垂水区の東舞子と舞子台では令和4年指定の高潮浸水想定区域(想定気圧910ヘクトパスカル)が、須磨区車白川地区では2013年9月17日決定の地区計画が敷地面積130平方メートルの下限で相続時の土地分割を閉じています。北区の有野台と唐櫃台は神戸市が計画的開発団地リノベーションの対象に名指しした住宅地で、65歳以上の割合は区全体で32.0パーセント(令和2年国勢調査)です。中央区の東川崎町と相生町では2018年台風21号の浸水被害を受けて2025年7月に整備が完了した新東川崎ポンプ場が動いていますが、下水道浸水対策の目標水準は10年に1回程度の降雨です。
第1位の長田区丸山地区は、建築基準法第42条の道路要件と第43条第2項許可、2項道路のセットバック義務が組み合わさり、建て替えのたびに次の家が前より小さくなる斜面の住所です。1995年から2015年の20年間で人口は34パーセント減少しています。家は建っています。ただ、建て替えのための許可は、建物ではなく玄関前の道が持っています。
神戸市に三十年住んでも、同じ家をもう一度建てられない斜面の住所がある。書類は増え続けているのに、玄関まで知らせに来る人は誰もいない。
この動画は、神戸市の12区を「古くなる順」ではなく「住んでいるあいだに要求が増えていく順」に並べた一覧です。西区の井吹台と伊川谷町では神戸市西クリーンセンター(焼却能力600トン、炉3基)への搬入車両が朝の幹線道路と重なり、北区の谷上では北神急行電鉄から神戸市営地下鉄北神線への2020年の移管(取得額198億円)が運賃を550円から280円に変えた、その三十二年前のコストを先払いした人たちのことを扱っています。玉津田中遺跡を抱える西区玉津町では埋蔵文化財保護法第93条に基づく60日前届出が、灘区六甲台の急傾斜地崩壊危険区域では昭和44年施行の法律が、中央区北野町山本通の重要伝統的建造物群保存地区(1980年選定、9.3ヘクタール)では外壁の色彩変更にまで許可が必要な仕組みが、それぞれ生活の時間と選択肢に刺さっています。
東灘区の本山北町と森北町には、国土交通省の踏切道安全通行カルテに載る神戸市内10か所のうち3か所が集中しています。兵庫区の和田岬と御崎町では川崎重工業と三菱重工業の工場に隣接する用途地域の区分が、垂水区の東舞子と舞子台では令和4年指定の高潮浸水想定区域(想定気圧910ヘクトパスカル)が、須磨区車白川地区では2013年9月17日決定の地区計画が敷地面積130平方メートルの下限で相続時の土地分割を閉じています。北区の有野台と唐櫃台は神戸市が計画的開発団地リノベーションの対象に名指しした住宅地で、65歳以上の割合は区全体で32.0パーセント(令和2年国勢調査)です。中央区の東川崎町と相生町では2018年台風21号の浸水被害を受けて2025年7月に整備が完了した新東川崎ポンプ場が動いていますが、下水道浸水対策の目標水準は10年に1回程度の降雨です。
第1位の長田区丸山地区は、建築基準法第42条の道路要件と第43条第2項許可、2項道路のセットバック義務が組み合わさり、建て替えのたびに次の家が前より小さくなる斜面の住所です。1995年から2015年の20年間で人口は34パーセント減少しています。家は建っています。ただ、建て替えのための許可は、建物ではなく玄関前の道が持っています。