北海道拓殖鉄道|北十勝を駆けた「幻の開拓鉄道」その痕跡を巡る【中編】1968年廃止

花*Hana廃線チャンネル

花*Hana廃線チャンネル

17,698 views

北海道拓殖鉄道(拓鉄)は北海道の北十勝の新得町から上士幌町までを結ぶ総延長54.3kmの私鉄路線でした。
 北海道の私鉄は炭鉱からの運炭のためや、漁港から魚を最寄の国鉄駅まで運ぶ目的で敷設される事例が多いのですが、拓鉄はそれらの運搬のためではなく開拓民を増やすために敷設された稀有な路線でした。
その目的は拓殖鉄道の名にも込められていました。
北十勝の過酷な環境の中、拓鉄は奮闘しましたが、区作が続いたこともあり、入植者は思うように増えず、頼みの木材輸送もトラック輸送に移っていきました。
会社の経営は悪化し、危険を指摘され補修の指導を受けた熊牛トンネルの補修予算を捻出できず、1968年
2月同トンネルを放棄することとなります。
通学列車の運行も同年7月初旬には停止され、同年10月に全線が廃線となりました。
 今回、この北海道拓殖鉄道の廃線跡を巡ってきました。中前編で佐幌駅跡から新幌内駅跡までをお届け致します!
北十勝を駆け抜けた、「幻の開拓鉄道」
58年が経過した廃線跡をどうぞお楽しみください!

【撮影日】2026年5月3日~5月4日

【サムネ写真】熊牛トンネル新得側坑口(生成AI:ChatGPTによる現況のイメージ)