八歳で母を亡くし、児童養護施設で育った俺。
施設にやってきた五歳の女の子・ひかりに、母から教わった「しっぽのねじれた鶴」の折り方を教えました。
「ゆうにい」――俺のあとを、どこへでもついてくる子でした。
「大学に行って、先生になりたい」
その夢を守るため、俺は高校に行かず、十五歳で鳶の見習いに。
そして名前を隠し、毎月三万円と、一羽の鶴を送り続けました。
ひかりは、その見えない送り主を「あしながおじさん」と呼びました。
十四年後。後輩に頼まれ、作業着のまま参加した合コン。
相手は大手商社の秘書たち。「作業員とか場違いでしょw」
割り箸の袋で鶴を折り、黙って帰ろうとしたその時――
一人の女性が、涙目で俺の腕を掴んだのです。
「あしながおじさんは……あなたですよね」
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【チャプター】
0:00 プロローグ ― 合コンの個室で
5:42 しっぽのねじれた鶴
10:22 泣きぼくろの女の子
15:14 『あしながおじさん』
19:58 鳶の見習い
21:54 初めての鉄骨と白い運動靴
26:49 「知らない人」
29:34 名前を隠した仕送り
34:48 十四年間の手紙
39:58 地上三十五メートルからの転落
45:18 あきらめた夢
48:25 歩道橋の上から
53:11 園長先生の弔辞
54:52 三十二歳の合コン
59:35 十四年分の涙
1:05:07 「もう、返さなくていい」
1:10:58 お菓子の缶の中身
1:16:44 広まった噂
1:21:52 上棟式
1:27:13 「私の、自慢のお兄ちゃんです」
1:33:09 鳶のせがれの社長
1:39:31 園長先生の遺した手紙
1:44:49 一羽の鶴を、もう一度
1:49:52 試験会場のおにぎり
1:54:14 百八十メートルの窓から
1:58:52 エピローグ ― 千羽鶴
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体名・地名・会社名はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
※この作品の無断転載・再編集・二次利用は固くお断りいたします。
#感動する話 #泣ける話 #朗読 #いい話 #合コン #あしながおじさん #鳶職 #ねじ巻き朗読堂
八歳で母を亡くし、児童養護施設で育った俺。
施設にやってきた五歳の女の子・ひかりに、母から教わった「しっぽのねじれた鶴」の折り方を教えました。
「ゆうにい」――俺のあとを、どこへでもついてくる子でした。
「大学に行って、先生になりたい」
その夢を守るため、俺は高校に行かず、十五歳で鳶の見習いに。
そして名前を隠し、毎月三万円と、一羽の鶴を送り続けました。
ひかりは、その見えない送り主を「あしながおじさん」と呼びました。
十四年後。後輩に頼まれ、作業着のまま参加した合コン。
相手は大手商社の秘書たち。「作業員とか場違いでしょw」
割り箸の袋で鶴を折り、黙って帰ろうとしたその時――
一人の女性が、涙目で俺の腕を掴んだのです。
「あしながおじさんは……あなたですよね」
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5:42 しっぽのねじれた鶴
10:22 泣きぼくろの女の子
15:14 『あしながおじさん』
19:58 鳶の見習い
21:54 初めての鉄骨と白い運動靴
26:49 「知らない人」
29:34 名前を隠した仕送り
34:48 十四年間の手紙
39:58 地上三十五メートルからの転落
45:18 あきらめた夢
48:25 歩道橋の上から
53:11 園長先生の弔辞
54:52 三十二歳の合コン
59:35 十四年分の涙
1:05:07 「もう、返さなくていい」
1:10:58 お菓子の缶の中身
1:16:44 広まった噂
1:21:52 上棟式
1:27:13 「私の、自慢のお兄ちゃんです」
1:33:09 鳶のせがれの社長
1:39:31 園長先生の遺した手紙
1:44:49 一羽の鶴を、もう一度
1:49:52 試験会場のおにぎり
1:54:14 百八十メートルの窓から
1:58:52 エピローグ ― 千羽鶴
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体名・地名・会社名はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。
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