【全部、野菜と果物】なんでこれが名画なの?【アルチンボルド】

名画がわかる【カラスの画廊】

名画がわかる【カラスの画廊】

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野菜と果物が、山のように積まれています。リンゴ、洋ナシ、ブドウ。麦の穂に、トウモロコシ。

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『美術の物語 ポケット版』E.H.ゴンブリッチ
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ところが、少し離れて見てください。人の顔になります。
いたずら書きでも、だまし絵でもありません。ヨーロッパで一番身分の高い人物を描いた、正式な肖像画です。
神聖ローマ帝国の皇帝、ルドルフ二世。今回は、この一枚だけをじっくり見ていきます。
この絵は今も、スウェーデンのスコークロステル城にあります。夏のあいだ(6月1日〜8月31日)は毎日公開されていて、本物の前に立てます。

00:00 野菜でできた皇帝
01:18 第一章 近づくと顔が消える
05:14 第二章 変わり者の皇帝
09:12 第三章 なぜ野菜だったのか
13:20 第四章 果物でできた顔
15:12 絵から離れると、顔になる

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■ 映像について
アルチンボルド本人の作品は、著作権の切れた画像を加工せず、静止画のまま表示しています。
当時のプラハやウィーンの宮廷を描いた場面は、AIで新たに描き起こした再現イメージです。実在する作品ではありません。
締めに出てくるのは、このチャンネルの案内役・カラス館長です。
音声合成:VOICEVOX 雀松朱司 / 青山龍星

■ お断り
四百年以上前の絵です。この絵が1591年に皇帝のもとへ送られた記録は残っていますが、皇帝がどう受け取ったかまでは分かっていません。ウェルトゥムヌスという神に見立てた意味づけも、当時の詩人の言葉をもとにした解釈です。
誤りを見つけられたら、コメントで教えてください。確認のうえ、この欄に訂正を追記します。

■ 使用した実作品(すべてパブリックドメイン/出典 Wikimedia Commons)
アルチンボルド《ウェルトゥムヌスに扮するルドルフ2世》1590〜91年 スコークロステル城(スウェーデン)
アルチンボルド《春》《夏》《秋》《冬》1573年 ルーヴル美術館
アルチンボルド《火》1566年 ウィーン美術史美術館
アルチンボルド《司書》1566年 スコークロステル城
アルチンボルド《法律家》1566年 スウェーデン国立美術館
アルチンボルド《四季を一つの顔に》1590年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー
アルチンボルド《自画像》1575年頃 パラッツォ・ロッソ美術館(ジェノヴァ)
ハンス・フォン・アーヘン《ルドルフ2世の肖像》1606〜08年頃 ウィーン美術史美術館
ホラー《プラハ全景》1636年(版画)
ダールベリ《スコークロステル城》1700年代(『古今のスウェーデン』より)
複製写真=Skokloster Castle / LSH、Nationalmuseum(撮影 Hans Thorwid)、Kunsthistorisches Museum、Google Arts & Culture、Web Gallery of Art

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