【感動する話】俺が会社唯一の火薬類取扱責任者と知らない本社部長「使えない高卒は出ていけw」俺「わかりました」➡︎そのまま黙って退職した結果w【朗読】【スカッと】

スカッとして太郎

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あらすじ

切羽の岩肌に手を当て、削岩機の音が岩の奥で跳ね返る、その返り方を聞く。それが俺の仕事の入り口だ。

高卒の18で入って17年、掘ってきた山は9本。「今日の岩は少し柔い。37番から40番の薬量を2割落とせ」

同じ量を詰めれば余分に割れる。余分に割れた岩は、天端から俺たちの頭の上に落ちてくる。

この現場の発破計画書は一枚残らず俺が書いている。孔の位置も角度も薬量も、全部俺の字だ。

3か月前に着任した本社の部長は、経理と購買25年、トンネルに入ったことは一度もない。

「穴を掘るだけの作業に、どうしてこんなに札が積み上がるんですか。誰でもできることに名前をつけて金を配ってるようにしか見えんのですがね」

俺は何も言わず、紙の上を滑るその爪の先を見ていた。

退職の日、机に封筒を2通置いた。部長は中も見ずに、代わりはいくらでもいると笑って両方受理した。詰所には表紙のすり切れたノートが9冊、1本の山につき1冊、17年分が全部俺の字で残っているーー。

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@スカッとして太郎

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