『俺たちが決めた』なぜ29歳の給料は父の時代と同じなのか【漫画】

社会のなぜ研究室

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正月の夜、こたつの上に2枚の給与明細が並びました。

1枚は、29歳の健太のもの。
もう1枚は、父が29歳だった頃のもの。

約30年も違うのに、
そこに書かれた金額は、ほとんど同じでした。

「父さん、これ……俺と、ほとんど同じだ。」

父はしばらく明細を見つめ、湯のみを置きました。
そして、ひと言だけ言います。

「……それは、俺たちが決めたことだ。」

決めた?

給料が上がらないことを、
誰が、いつ、何のために決めたのでしょうか。

そして、その決断はなぜ、
約30年後の息子の給与明細にまで残っているのでしょうか。

これは、ある親子だけの話ではありません。

国税庁の民間給与実態統計調査によると、
1年を通して働いた人の平均給与は、
1997年分で467万円、2023年分では460万円でした。

26年たっても、あの頃の水準を下回っていたのです。

日本の給料は、
なぜこれほど長く動かなかったのでしょうか。

答えを探すため、
健太は経理部2年目のさくらと、
会社の過去をたどり始めます。

値上げを拒まれた会議室。
1年ごとの更新を待つ、隣の席の契約社員。
そして、倉庫に眠っていた古い決算書。

そこには、奇妙な2本の線が残っていました。

1本は上がり続けている。
もう1本は、ほとんど動いていない。

なぜ、この2本は交わらなかったのでしょうか。

そして父の
「俺たちが決めた」
という言葉は、いったい何を意味していたのでしょうか――。

その答えは、約30年前にさかのぼります。

※登場人物は架空ですが、数字は実在の調査・統計に基づいています。

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Timestamps:

0:00 正月のこたつに並んだ2枚の明細
2:32 値上げを言えない会議室
4:03 工場の父が語る30年前の決断
5:26 隣の席の契約社員
7:12 古い決算書に残っていた線
8:35 給料が上がらない3つの理由
11:27 空いた席と社長の決断
13:09 9月、もう一度あの会議室へ
15:54 翌年の正月、2つの湯のみ

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最後までご覧いただき、ありがとうございます。

このチャンネルでは、身近な社会の「なぜ?」を、
漫画の物語と実際のデータで解き明かしています。

あなたの給与明細は、
親の世代と比べて、どうでしょうか。

ぜひコメントで、あなたの話を聞かせてください。

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