見えないところで色々溜まってるだろうからね...
再生リスト
【ウマ娘】「トレーナーと少しの間離れ離れになるだけで中々の重力を発生させる愛がティー...
ウマ娘ss動画まとめ
引用元
https://bbs.animanch.com/board/1383914/
※サムネイルや一部動画内の画像には生成AIを使用しています。
見えないところで色々溜まってるだろうからね...
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【ウマ娘】「トレーナーと少しの間離れ離れになるだけで中々の重力を発生させる愛がティー...
ウマ娘ss動画まとめ
引用元
https://bbs.animanch.com/board/1383914/
※サムネイルや一部動画内の画像には生成AIを使用しています。
「えっ…?」
突如として後ろから声を掛けられて振り返る。
そこに居たのは、老木のような年寄りがいた。
トレセンに入る際、新人として師事していた師匠格のベテラントレーナーだ。
学園内、ましてやトレーニング場では喫煙は御法度なのだが、意に返さずで安タバコを吹かしては、たずなさんに怒られている。
怒ることもしなければ、親切丁寧に教えてくれる人ではなかったが、トレーナーのイロハをこの人から見て盗んだおかげで、今ではシンボリルドルフのトレーナーになれた。
そんな師匠から声を掛けられるのは、意外であった。
この人は大概放任主義である。
先にも言ったが、余程馬鹿をしなければ怒らないし、だからといって丁寧に教えてくれる訳でもない。
だから弟子と呼ばれる人間は、普段から気にかけてくれる様子などほとんど見た事がないのだ。
だからこそ、その掛けているサングラス越しからの視線は、哀れみのようなものが含まれており、また見透かされている気がして、大変驚いた。
「どう、ってことはないですが…」
その視線に耐えかねて、思わず苦笑してしまうが、師匠は相変わらずクサい安タバコを咥えて、自分に興味を無くしたかのように、練習用のコースを走るウマ娘達に視線を移した。
「…相変わらず、シンボリんとこは強いウマ娘を出すなぁ」
ポツリと呟いた。
視線の先には私の愛バシンボリルドルフが快調に走っていた。
クラシック戦線を無敗で勝ち進み、今や無敗三冠馬として、連日メディアからは取り沙汰されている。
そんな私も、独り立ちしたてのトレーナーで、担当1人目にして三冠トレーナーとして共に話題に上がっている。
師匠も喜んでくれるかなと、報告しに行った際には「おめでとう」の一言だけで、軽く済まされてしまった。
兄弟子からは「大変喜ばれているよ」と言われたが、あそこまで軽く言われると思うと、そこまで気にかけてもらえていないのかな?と自信喪失気味になっていた。
しかしそんな師匠が、自分の愛バを褒めてくれているようで嬉しかった。
「はい!ルドルフなら誰にでも…それこそ凱旋門賞でもBCでも!!」と胸を張って師匠に見栄を切った。
もちろん、彼女の実力を考慮しても、来年挑戦すべきだと思って、目下調整中ではあるのだが。
しかし師匠は自分に見向きもせず、ルドルフが走っている姿だけを眺め続けていた。
どう言った意図で声を掛けてきたのか理解できないまま、少しの合間だけ沈黙が流れると、その沈黙を破ったのは師匠だった。
「…オメェ、あの娘っ子にあまりかまけると、命幾つあっても足らねぇよ?」
その発言は全く理解が出来なかった。
紫煙だけが、こちら側に流れてきて、鼻腔をくすぐった。
嗅ぎなれた臭いなのに、今日は酷く嫌悪感があった。
「…どういうことでしょうか?理解が出来ないのですが」
様々な感情が入り交じり、困惑しながら振り絞った声は、微かに震えていた。
師匠は相変わらず自分に背中を向けたままだが、何とも言い知れぬ威圧感だけがあった。
「これはお前に最初で最後の忠告をする。シンボリんとこのウマ娘とは距離を置け」
ようやく振り返った師匠の目元は、サングラス越しでは見えなかったが、凄みさえ感じるほどだった。
今まで見たことがない位の怒気さえも感じた。
だから目の前が真っ赤になる気がして、次には自分でさえ驚くほどに叫ぶように反論した。
「何故です!!ルドルフはURA史上最高のウマ娘で…」
彼女を支えるのが自分の仕事であり、誇りだと、言いかけた時には、遮られるように指で首元を指さされた。
「咬まれてるだろ。それもごく頻繁に」
その指摘に思わず手が動いた。
額からは冷や汗が流れた気もした。
師匠は、溜息混じりに口元から紫煙を吐き出した。
「シンボリの名が付くウマ娘は、総じて強いウマ娘が生まれた時、呪いのような物が付随する。それは強さと比例して、その周りに置くトレーナーに対して、異常とも言える独占欲をぶつける。それが切った腫れたの恋愛なら俺ァどうぞ勝手にしろって放っておくんだが。だがな、それが表で見えるようにマーキングし始めた時、トレーナーに対して、酷く攻撃的になる場合がある。」
師匠はまるで体験してきたかの如く、それを指摘した。
そうルドルフがレースに勝った後は必ずと言っていい程、私に対する要求が膨れ上がっていった。
最初は軽いもので、頭を撫でたりなどであったが、皐月賞、ダービーを獲った辺りからエスカレートし、無敗で菊花賞を獲った日の夜には…。
そして今では、嫌と言っても定期的に首に隠せない程の噛み傷を付けていく。
それはどんな場所でも必ずしていく。
彼女がどんなに忙しくても…。
しかし師匠は何故、それを知っているのだろうか?
そう問おうとした時、後ろから鋭い気迫を感じた。
「これはこれは、珍しいお客人がいたものだ」
まるで刃物のような視線を師匠に向けるウマ娘、シンボリルドルフだ。
ついさっきまで、向こうで走っていたはずなのに、いつの間にか自分の後ろに立って腕を掴んでいた。
その力は、骨が軋むような気がして痛かった。
ルドルフに話してもらうよう口を開こうとするが、その視線は今まで見たことのない仄暗いものになっていた。
「…再三忠告していますが、学園内は禁煙です。我々生徒会にも臭いに対しての苦情が来ておりますので、今、すぐ止めていただきたいのですが」
「…へっ、こりゃあとG1何勝獲れるな。」
ルドルフは耳を最大限に絞り、付けたような笑みで、忠告を行った。
しかし師匠だけは全く動じず、煙草を携帯灰皿に入れて消すと、ルドルフに対峙した。
「あんまオイタが過ぎるといけねぇよ“お嬢ちゃん”」
「…忠告感謝いたします」
師匠は飄々としながらその場から去っていき、ルドルフは私の腕を掴みながらその背中を刺さんとばかりに笑顔で見送った。
その後の追求は大変恐ろしい事になったのは、別の話である。
ってSSをください。
ちなみに師匠が現在担当しているウマ娘はカツラギエースとギャロップダイナです()